日本に生息する代表的なシロアリにはイエシロアリとヤマトシロアリがいます。

イエシロアリは、６月頃の暑くなった夜に群飛（グンピ）を行います。ヤマトシロアリは、５月頃の雨上がりの昼間に群飛を行います。群飛とは羽アリになって巣を作るために飛び立つことです。

群飛によって飛び立った羽アリは稀に家の中に入ってくることがありますが、羽アリは木材を浸食していくことはありません。羽アリは、羽が落ちて８時間以内に地中に入って土から体で水を吸収しないと死んでしまいます。

しかし、地中に入り込み土からしっかり水分を吸収し、パートナーに出会うと厄介です。

シロアリが生まれます。

シロアリが家に侵入する場合の経路は、主に地下からです。シロアリは、光や風、外敵（黒アリ、ダンゴムシ、クモ等）から身を守るために蟻道を作って地下から侵入します。

上記のような蟻道がある場合は、厄介です。すぐに調査を依頼しましょう。

シロアリに侵入されると大切にしているご自宅が台無しになります。そのため、新築時の予防が大切です。

このコラムを読んでいただいている方は、歯医者さんに行きますか？
治療で行く人もいれば、予防で行く人もいます。バイ菌を寄せ付けないようにフッ素加工を施し予防する方もいると思います。

シロアリ被害については、予防が大切です。治療（修繕）が必要になってからでは、遅いのです。
シロアリを寄せ付けない。家に入れない。これが一番の予防になります。

当社は、基礎の下に忌避効果のあるシート（ターミダンシート）を敷いています。

どのような効果があるかと言いますと、シロアリがこのシートに触ると痺れて動けなくなってしまいます。他の仲間のシロアリに知らせるために危険フェロモンをマーキングします。マーキングが残ることで、他のシロアリも「ここは、危険だから近寄ってはダメだ！」となる訳です。シートとマーキングで家が守れます。

次回は、万が一の場合・外からのシロアリは？そして、保証についてお伝えいたします。

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