WRITER 非公開: 畑中
福岡で新築注文住宅をご検討中の皆さま、
こんにちは。
高断熱・高気密と耐震性を重視した新築注文住宅を
ご提案しているイシンホーム福岡西です。
“下がり壁”という言葉。なかなか聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
下がり壁は、LDKなどの空間をゆるやかに仕切りながらつながりをもたせたりすることができます。
今回は、そんな下がり壁をお家に取り入れる際のメリットやデメリットをご紹介いたします。
是非皆さまのお家づくりのご参考にされてください。
下がり壁とは、天井から突き出している壁のことで、垂れ壁というケースもあります。
日本家屋は従来より、床の間と居室との境や欄間(ランマ)の入っていた部分などでよく用いられてきました。
空間を仕切る役割で取り入れられるほか、2×4(ツー・バイ・フォー)の壁式工法など構造上で必要な場合もあります。
下がり壁は防煙効果もあり、50㎝以上下がっているものは、法律上で「防煙垂れ壁」とも呼ばれます。
空間をゆるやかに仕切ることができるところが下がり壁の大きな特徴です。
LDKの空間が狭く、和室や寝室が隣接にしている場合に例えば、LDKや隣接する居室の間に下がり壁を設置することで、開放感とおこもり感を同時に楽しめる設計があります。
また、デザイン面でもおしゃれな空間を演出することができます。下がり壁をアーチ状や三角形などにすることで、既製品の室内ドアでは実現できないデザインを実現することができ、インテリアのアクセントにすることができます。
建具を使用しないので、コストを抑えることもできます。
そのほか、下がり壁の裏側にカーテンレールを取り付けて空間をスッキリとした印象に見せることができたり、ダウンライトをつけて折り上げ天井のように空間を立体的に演出したりすることもできます。
下がり壁は、リビングとダイニングなど間を大きく区切る場合は効果的ですが、
リビングなどの大きい空間の真ん中に取り入れてしまうと、空間の開放感を妨げてしまいます。
構造上、下がり壁が必要となってしまった場合は、どのように活かすかを検討しましょう。
キッチンからの防煙予防として垂れ壁の下がり壁は天井から突き出している部分が大きいため、空間に圧迫感を与えてしまったり、キッチンが薄暗くなってしまうこともあるので注意が必要です。
玄関や廊下などの狭くなりがちな空間は、ドアできちっとは仕切らず、
下がり壁を取り入れることで開放感と奥行きを演出できます。
閉めきらないので、明るさの確保もできます。
三角形やアーチ型など、好みのデザイン・テイストに合わせて下がり壁をコーディネートすると、
インテリアのアクセントになります。
アーチ状のデザインで柔らかさを演出。三角形は直線的なデザインでシャープな印象に。
既製のドアには成し得ないデザインにすることができるのも下がり壁の魅力です。
下がり壁付近に照明をつけるときには注意が必要です。
ダウンライトの場合、下がり壁の裏側部分が暗くなってしまうため、照明がついていない側にも照明をつけるなどしましょう。
下がり壁よりも下の位置にペンダントライトを設置するという方法も有効的です。
いかがでしたでしょうか。
下がり壁を取り入れることによって、家の中の空間に
おしゃれなインパクトを与えることもできるので、
空間デザインにこだわりたい方はよく相談したうえで、うまく活用するとよいでしょう。
皆さまのお家づくりや暮らしの
役立つヒントに繋がれば幸いです。
皆さまがご計画される新築注文住宅での暮らしが、
快適で楽しく過ごせますように…。
そして、
福岡での新築注文住宅をご計画されている皆さまの
お家づくりが楽しい時間になりますように…。
イシンホーム福岡西では、
皆さまに寄り添って、
皆さまの想う理想の空間を創るお手伝いを全力でさせていただきます。
福岡での新築注文住宅をご検討の方は、
ぜひ、イシンホーム福岡西の展示場を見学されてみてください。
福岡でたくさんのお家づくりをしてきた経験があるから、
自信を持って皆さまが満足していただける
お家づくりのご提案をさせていただきます。