モデルハウスや完成見学会などに参加した際に、絶対に確認して欲しい事の一つに「窓」があります。
窓の種類や性能、使い方、デザインなど窓の事を知れば家づくりが一歩前進します!
窓といってもその役割は沢山あります。光を取り入れ眺望を確保する、通風や換気・遮音等の機能的な面に加えて、開放感といった心理的な役割、そして健康と密接に関わる断熱性能…など様々です。
①窓の種類や計画の注意点
窓の開き方には引違い窓、縦・横スベリ出し窓、FIX窓、など様々な種類があり、場所に応じて選定します。縦スベリ窓(開き窓の一種)は通風も確保しやすく、とても使いやすい窓です。
こちらは西区徳永の健康住宅のモデルハウスの写真なのですが、両側の窓が反対方向に開きます。一つの窓で風を受け止めて外に逃がす採風(ウインドキャッチ)窓とも言われます。地域の風の向きを考慮しながら、周辺環境に配慮して窓の種類を選ぶことが大切です。
洗面所の上部、トイレ、キッチンなど場所によって開き方や採光に工夫が必要です。洗面脱衣室では洗面化粧台や洗濯機の上の収納棚などを配置するために、高窓を設置するケースも多いです。近隣からの視線も気にならないなどのメリットもあります。
吹き抜けに面した窓からの眺望はとても開放感があります。立地条件によっては近隣の山並みをきれいに見渡せる場合もあります。この場合の注意点は日射の調整と夜の視線対策です。通常はロールスクリーンを設置します。
高い位置の窓は光をより効果的に取り入れます。特に吹き抜けから差し込む光は室内に様々な表情を作り出します。
窓の位置も重要です。事前に計画地をしっかりと調査し、窓が隣の家とかぶらないように位置を決めていきます。
窓位置の決定には周辺環境をしっかりと調査する事が大切です。高低差や隣家との関係、日照条件なども大切な情報です。建築予定地の「2階からの視線」なども、長いロッドなど撮影機材を工夫して確認できると安心です。
②高性能な窓の大切さ
前出の窓の写真には青い空が綺麗に写っていますが、実は高性能なガラスであることの証拠なのです。
(ダブルLow-Eガラスといってガラスの内側に金属膜がある高性能なガラスです。金属膜があることで日中はミラーガラスのように景色が映り込みます)
家の性能は、窓によって大きく左右されます。
冬は58%が窓を通して熱が逃げ、夏は73%が窓を通して外の熱が入ってきます。窓を高性能にすることが省エネ住宅の必須の条件と言えます。
さらに窓の性能には遮音性能や気密性能も重要です。家の見学の際は、実際に窓を開け閉めをしてどのくらいの性能なのかを是非体感してみてください。
窓の大切さは国の施策からも見て取れます。
国の施策で「先進的窓リノベ事業」という過去に例のない大型の補助事業が実施されています。
窓のリフォームの為の補助金なのですが、背景は日本の住宅ストックの高断熱化なのでした。
国土交通省の資料によると、住宅ストック(約5,000万戸)のうち省エネ基準に適合している住宅は2021年時点で約13%にとどまっているそうです。
つまり断熱性能の低い住宅がまだまだ多いため、その点を改善することで省エネルギーを推進・脱炭素を加速させるという国の本気度の現れなのです。この先進的な窓リノベ事業は来年度も継続される事が発表されています。(窓のリフォームをご検討中のお客様も是非お問い合わせ下さい。)
健康住宅では創業以来、完全樹脂サッシの「超高性能な窓」にこだわり続けてきました。
極寒が続く冬の時期、多くのお施主様に「ぽかぽかと暖かく快適です!」「朝も暖かく目覚める事が出来ます!」など、たくさんの嬉しい言葉を頂きます。
健康住宅のモデルハウスで、高性能な窓を是非体感してみて下さい。
【スタッフの展示場紹介!】
私のおすすめの展示場をご紹介します!
⇒ 子育てマイホームパーク梅林
優れた性能をアピールするための大きなモデルハウスではなく、住宅地に建てられた等身大のお家をご用意しております。
ご家族皆様で食事をし、テレビを見てだんらんを楽しみ、入浴してぐっすりと眠る・・・
そんな日々の生活を通して、今のお住まいとの違いを確かめてみてください。
住所:〒814-0144 福岡県福岡市城南区梅林4-19-28