本日のブログは、インテリアコーディネーターの金子が担当致します。

数年ぶりに太宰府天満宮へ行ってきました。
目的はご本殿の改修期間の3年限定で建てられた『仮殿』を見ることです！

京都から太宰府へ左遷された菅原道真を慕って梅の木が一夜で飛んできたという『飛梅伝説』に着想を得て、建築家の藤本壮介さんが設計されています。
確かに木々が飛んできて屋根に刺さってるみたい！と思ったのですが、ご本人のインタビューを読むと木々が浮いているように見せるという狙いがあったそうです。
伝統的ではなく現代的にというオファーのもと、3年間という期間限定だからこそチャレンジが出来たという前衛的なデザインで、とても興味深く見学しました。

藤本壮介さんは、学生の時に展覧会で見た模型がずっと心に残っていて、いつか実際の建築物を見てみたい！と思っていた建築家の一人です。
模型を眺めながら『小さくなってこの中に入ってみたい…』と思っていました！
今回は祈願祭の準備中だったようで近づいて見ることが出来ませんでしたが、3年の間にまた違う季節に行ってみようと思います。
木々の季節による変化も楽しめそうですね。

ちなみに3年後の仮殿解体後には、屋根の上の木は境内に移植されるとのことです！

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